projectテツラボ主催、ソジテツ®開発者おおばやしあやです。
4/29-30にかけ、TRP2023応援/prideweek企画として、三軒茶屋のAtelier GER(アトリエ ゲル)さまとコラボをし、「人生、性別、性にまつわる自分の“これでいいんだ”をみつけよう」リアル対話イベントを開催しました。
prideweekのサイトに情報を載せていただいたおかげか、30日の2回がすぐ満席に近くなったため、急きょ29日の1回を追加させていただきました。3回ともとても和やかに盛り上がり、企画を終えることができました。ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。
開催にあたり、不安なことがいくつもありました。
1日目にお店の正面で道路工事が始まり、一見通行止めになっていたため、たどりつけない、諦めてしまう人がいたらどうしよう…?と思い、急きょ写真とメッセージをお送りしたり、
2日目は大荒れの天気と聞いていたので、電車が止まったりしたらどうしよう…?と何度も天気をチェックしたり…。
何より、繊細なテーマをその日会った方々と共に語るイベントですし、主催者がどんな人物かも知らず、文字ではなかなか理解しづらいイベント情報を頼りに、初めてお越しになる方がほとんどなので、「予約をしたけれどやっぱり怖い…」と、何名かの方が当日来られなくなってもぜんぜん不思議ではない状況でした。(主催の私ですら、悩むよね、怖いよねー!もし来られなくても仕方ないよ~と思っていました)
結果、チケットをご購入いただいた方々は3回とも全員、会場にお越しくださいました。どんなイベントなんだろう、何が起きるんだろう、怖いなあと思いながらも、勇気を出して予約と購入をして、当日家を出て、天気が悪くなるかもしれない中、三軒茶屋の住宅街まで向かってくださったこと、数日経った今でも本当に感謝しかありません。
属性やセクシュアリティに関わらず、さまざまな個性・価値観を持つ方が集まり、ルールや話法をなんとか飲み込んでいただき、ご自身のお言葉で話す努力をしてくださったおかげで、どの回も安全に深く対話を進めることができました。
規定ワークショップの後のソーシャルタイムも、ほとんどの方が残り、使わなかった問いのカードを使ったり、雑談をしながら、「ふつう・当たり前」や「人生」「好き」などについて、たくさんお話をしてくださいました。自分と相手を尊重する話法をご自身のものにしての雑談だったので、とてもインクルーシブな空間が自然に最後まで続いていたと感じています。
もともとソジテツは対面の対話のために開発したものだったのですが、リリースした直後にコロナ禍が発生し、3年間オンライン版を細々行いながら、姉妹品のReStart版を開発しながら、オリジナル版も話法をさらにこつこつブラッシュアップしていくという、なかなか結果が見えない日々が続いていました。今回prideweekということで、思い切って対面での提供に踏み切りましたが、ご参加のみなさまからの感想や、会場を出る時のすっきりとした笑顔を拝見して、本当に、あきらめず頑張ってきて良かったなあと、思わせていただきましたし、これから広げていく勇気になりました。おかげさまで、本当にありがとうございました。
イベントの進行をああでもないこうでもないと1ヶ月ほど悩みながら準備し、参加者の方々のおかげで予想をはるかに超える素敵な場ができたので、ほっとしたのか、2日間ほどダウンしてしまったのですが、次のイベントをまたご用意いたしましたので、また体験したいという方も、ご参加を悩んでいた方も、はじめての方も、よろしければ体験をご検討ください。安全で、自己探求できる場をこれからも追求していきます。
私の「ソジテツ」への思いや開発の経緯に共感し、いつもワークショップの場を提供くださり、今回もワークショップ会場提供とbarタイム提供くださいましたAtelier GERのオーナーさん、一緒に作りあげていただき、ありがとうございました。
あらためまして、ご興味を持ってくださって、ご予約し、お越しいただき、前向きにワークに参加して一緒に豊かな時間を作ってくださった参加者の皆様、誠にありがとうございました。「自分のこれでいいんだ」のために、何かお力になれていましたら、幸いです。
projectテツラボ主催 ソジテツ®開発者
おおばやしあや(一般社団法人ウェルビーイングコミュニケーションラボラトリー代表理事)
【今後のイベント】
コメント