東京レインボープライドへ協賛・ご参加されている企業などの団体の方々へ、「人生・性・性別にまつわる 自分の “これでいいんだ” をみつける」哲学対話…ソジテツ®オリジナル版を無料体験いただけるプランをご用意しました。
ソジテツ®開発者おおばやしは、フィンランドでソーシャルサービス(社会の中で多様な人のwell-beingを実現するための実践的な学問)を学び、帰国後特に企業内でのダイバーシティ実践と研究に携わってきました。
今回ご紹介するソジテツも、D&I研修(とくに性的マイノリティ研修)の際に起こる「他人ごと感」「自分ごとにいつまでもならない感」がなんとかならないか、という現場の声から着想を得て生まれたものです。
ダイバーシティはとても素晴らしい考え方で私(開発者)も実現のために働いていますが、今の日本の状況をみると、実践にあたって難しい時期を迎えているとも感じます。通常15,000円のおためしですが、5月末まで無料でお申込みいただけます(お問い合わせを頂ければ実施がその先になっても大丈夫です)。
D&I推進を行っているプロジェクトの方々の目線で、もし今お困りのことやニーズに合いそうでしたら、ご利用いただければ幸いです。
このような方々へ
ダイバーシティ推進をするにあたって…
どうしても性的マイノリティ「理解」「知識」ばかりになってしまう
性の多様性がどうしても「自分ごと」になりにくいのが悩み
安全に、性別や性のことを話せるインクルーシブな場を体験してみたい
「すべき」「ねばならぬ」で推進されるダイバーシティではなく、自発的な思いを大切にしたい
ふつう、当たり前などの無意識の思い込みに向き合って、価値観を新たにしたい
自己理解⇒自己尊重から始まり、他者理解⇒他者尊重へ至るダイバーシティを支持したい
互いを尊重できる対話法を体験したい
これらのニーズにひとつでも重なりましたら、体験をおすすめします。
体験プラン
ソジテツ®オリジナル版がどのようなものか、お試し+ご相談をご用意しております。
◆対面オフライン/オンライン開催
◆時間…2h(1.5hのワークと、30分のご相談時間)
◆人数…3-6名様(1テーブルのみ)
※ご相談時間とは…はじめにニーズをお聞きする時間と、ワーク後にご質問やD&I実践についての相談をお受けする時間となります。その場で商談に入ることはありません。
※対面オフラインの場合、ファシリテーター1名分の往復交通費のみ(往復1,000円を超える場合)ご請求させていただきます。
※もしソジテツ®ReStart版のほうにご興味をお持ちの場合、ReStart版の体験へ差し替え可能です。
お申込みについて
TRP当日名刺交換をさせていただいていなくても、参加や協賛団体の方であればお申込みいただけます。
具体的な日程や人数が決まっていなくても、ご予約は可能です。受付は5月末が締め切りとなりますので、はじめにお問い合わせだけでもお済ませいただければ幸いです。
ソジテツとは
今回体験いただくソジテツ®(オリジナル版)は、「人生・性・性別」にまつわる特定のテーマについて、自他を尊重するための対話ルールを守りながら、各自が自分自身の価値観(自分の”これでいいんだ”)をみつけていく哲学対話エクササイズです。
「自分の足元から広げるダイバーシティ」の考えのもと、対話を深める中で自分の価値観に気づき、同時に、この場には様々な人がいて、自分もその一人だというインクルーシブな状態を実感することができます。性の多様性を自分ごとにしてもらうために、外側からのラベルではなく、自分自身からの見方を大事にしたい、という意味でSOGI(Sexual Orientation and Gender Identity=自分はどのような人を好きになり、自分の性別をどのようにとらえるか)の単語が入っています。
性の多様性は大切だよね、とよく言われてはいるけれど、では自分の性別や性の多様性(個性、価値観)は具体的にどんなものだろう…?という段階にまで話が及ぶことは、とても少ないです。
性の多様性もすべての人が対象であり、一般的な「マイノリティ属性理解」はあくまで多様性実現プロセスの初期段階のひとつです。たとえ同じ属性(性別、LGBTQ+など)であったとしても、個々は豊かな内面の個性を持っており、大切なのはそのそれぞれの人のユニークさです。たしかに繊細な話題ではありますが、多様性を大切にしたいからこそ、性別や性のことをタブーにするのではなく、話法のほうを工夫したいと考え、5年間の開発と改良を経て、手法が確立しました。
互いに自他尊重のルールを守りながら、話せる範囲のことをできる表現で話していくことで、自他の安全な境界線を守りつつ、(他人のことや、グループの結論ではなく)自己への気づきを深めることができます。自分普段から何かに「モヤッ」とすることが多い人や、ことばでとことん思考を深めたい、語りたい、人の価値観を肌感で知りたい、自分も他人も尊重できる空間を体験したい、という方におすすめです。「黙っていてもいい」というルールがあるので、ただ他の人の話を聞きながら自分の思考を深めていてもかまいません。
自分の価値観に気づき、自他尊重をし安全な場をつくる「Iメッセージ」のソジテツ独自の話し方と、それに基づいた「10のルール」の講習のあと、基本的な「ふつうとは何だろう」という話題から始め、より深く「ふつう・当たり前」について問うたり、小学生・中高生・大人向けに人生、性別や性にまつわる問いかけを計100種以上、用意しています。
安全性に配慮し、たとえ同じ年代であっても、クラスの雰囲気、組織風土や対象者によって、使う問いをアレンジします。どのような種類・レベルの問いを使うかは、事前にご担当者の方と相談し、「少しのチャレンジ感で向き合える」範囲内で、取り組みやすそうな問いから段階的に行います。カードセットにない問いも新たにご提供することが可能で、実際の場によって柔軟にファシリテートいたしますので、ご安心ください。
(問いの例)
「ふつう」は何のためにある?
「正しく」なければいけない?
「自由に生きる」ってどういうこと?
「モテる」って結局どういうこと?
生まれ持った性別のために、あきらめないといけないことがある?
着たくない服を仕事で着ることはしょうがない?
好きになる人はひとりだけ?
同じ人と長くつきあうほうがいい?
同性に惹かれるのは不自然なこと?
誰をどう好きになるか自分でコントロールできる?
⇒Instagram で問い(イラスト付)を公開中!
もっと詳しく知りたい方は…
おおばやしあや
一般社団法人ウェルビーイングコミュニケーションラボラトリー 代表理事
Laurea University of Applied Sciences Department of Social Services卒 (2016)/フィンランド国家認定ソーシャルワーカー(EU有効資格)
多様性実現についての企業内研究や研修、本当に多様性を活かすための対話ツール開発を行う
開発ツール:Cx3BOOSTER®、Cx3mini、ソジテツ®オリジナル版、ソジテツ®ReStart版 など
好きなもの:温泉、湖のある森、オオカミ、雪景色
好きな言葉:「冬来たりなば春遠からじ」
ウェブサイト
youtubeチャンネル「はらおちダイバーシティ」
メッセージ
すべき、ねばならぬ、しなくてはいけないという論調が、ダイバーシティ実現にとって必要なフェーズもあります。ただそれは第一段階(格差の是正)であってゴールではありません。
最終段階の「すべての人が自分らしく生き、共存できる」をみつめて、「まず自分が自分の価値観に気づき、尊重する」…自分の足元から広げるダイバーシティ、自己認識、自己尊重から他者認識と他者尊重へ波紋のように広げていく、肯定的なありかたのダイバーシティ実現にはどうしたら良いか考え、いろんな方のサポートを得て、「みんなの自然体をエンパワーする」対話を届けるprojectテツラボを立ち上げました。
自分のことばで話す、という、実は(特に大人になってから)あまりしていないことを、あえて体験いただき、自分も多様性の一部であるという「インクルージョン」の実感を得ていただけたら幸いです。
※projectテツラボは一般社団法人ウェルビーイングコミュニケーションラボラトリーによって運営されています。
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