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ソジテツ®ファシリテーション講座(1期)スタートしました

2023年3月、ソジテツ®ファシリテーション講座(基礎編)1期がスタートしました。




2日連続で核となる「まず自分の多様性を知り大切にする」「自他の多様性を尊重し合える話法」(=自分の足元から広げるダイバーシティ)の感覚をじっくり味わっていただきつつ、ファシリテーターのマインド、Iメッセージの重要さ…などについてアクティブラーニングで行い、対面のオリジナル版、ReStart版のファシリテーションの手順などを持ち帰っていただきました。





ファシリテーションの手順以上に、「2日間、自分自身の多様性をIメッセージで話す」ということが、とても貴重であったと私(おおばやし)は感じています。


私たちは普段、あまりに多くの「ふつう、当たり前、常識、すべき、ねばならぬ…」の中で生活していて、いざ「多様性を大事にしよう」と頭でわかっても、何が自分の個性、多様性なのか、実は何を感じているのか、わからなくなってしまいがちです。さらに、本来ダイバーシティとは全ての方が対象なのですが、「(マイノリティなど)他人の多様性を大事にしよう」と捉えてしまうケースが多いために、自分をあとまわしにするため、余計に自分が置き去りになってしまいがちです。





EQ(こころの知能指数)などでもよく言われていることですが、対人関係を向上させようと思う時、全てのはじまりは自己認識と自己尊重です。自分を知り、尊重できていれば、他者に対してもできるようになっていく、という考え方です。私はここに賛同するとともに、個々の「自分が自然体でいる、自分を幸せにしようと動く」という在り方こそ、もっとも近道な多様性の在り方だと思っています。それこそ、自然の中で色とりどりの花や草木、様々な動物がそれぞれ自分のままにあるように。


「他者に対して〇〇すべき、しなければいけない」という考え方は多様性実現初期の「格差の是正」段階には適しても、ひとりひとりが自分らしく(創造的に)生きるという最終ゴールでは機能しなくなってしまいます。最終ゴールを見越して、今からでも自分の個性に気づいて大事にすることや、自他を大事にする話法を提供していこう、というのがソジテツシリーズです。(壮大ですが、本気です)








ソジテツシリーズを開発しはじめて5年、何度もブラッシュアップをして、今回「ファシリテーターを育成する」という機会を経て、もっとも大事にしたいことを磨き、やっと『これならば、ファシリテーターの方にお任せしつつ広げていける』自信を持って言える理想の形になりました。


これも、「ソジテツが好き、広めたい」と思ってご参加をくださった方々、「ソジテツは生きやすい社会を作るひとつの答え」と信じてサポートしてくれているテツラボメンバーのおかげです。本当にありがとうございます。



次回、2期のファシリテーション講座は6/3(土)-6/4(日)からのスタートとなります。場所は都内を予定しております。前もってオンラインで「ソジテツ®オリジナル版」「ソジテツ®ReStart版」を体験いただけるイベント(4/19, 20夜)もご用意いたしますので、続報をお待ちください。


(テツラボ代表 開発者 おおばやしあや)


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